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名店の本格手打ち蕎麦をお取り寄せで楽しむ!
アフターコロナの新しい日常/新しい生活様式が定着したことで、丼ものや蕎麦前の一品料理のテイクアウトを始めるお蕎麦屋さんも増えてはきましたが、茹でたお蕎麦はどうしても伸びてしまうこともあり、なかなかお店でいただく本来のおいしさを、自宅に持ち帰って楽しむことは難しいですよね。
そこで、皆さまに全国の名店の美味しいお蕎麦をおうちでたのしめる、私が実際にお願いしたお蕎麦屋さんの『お取り寄せ』を紹介させていただきます!
今回はそのVol.12となります。
以前ご紹介しているお蕎麦の名店のお取り寄せについては、下記よりご覧くださいね。
Vol.1『手打ち蕎麦naru』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.2『手打ち蕎麦 彩春-つくし-』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.3『庄司屋』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.4『そばの実』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.5『山笑』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.6『小嶋屋総本店』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.7『遊亀庵 かめや』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.8『ときそば』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.9『みづ乃』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.10『音威子府蕎麦』のお取り寄せは【こちら】
Vol.11『梠炉』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.12 信州そばのルーツとも言われる行者そば【梅庵】
第十二回目の今回は、信州そば発祥の地・伊那市に伝わる『行者そば』の名店【梅庵】さんの『行者そば』のお取り寄せをご紹介させていただきます。
実は【梅庵】さんを以前から存じ上げてはいましたが、中々お伺いできるタイミングが今まではなかったのですが、なんとお取り寄せをされているとの情報をキャッチしまして、今回、早速お願いさせていただきました。
お取り寄せの本題に入る前に、少し『行者そば』についても、ご紹介。
以下、伊那市観光協会さんのホームページから、『行者そば』についての説明を引用させていただきます。
荒井区内の萱は「信州そば発祥の地」の伝説を残し、秘伝の味「行者(ギョウジャ)そば」が今に伝えられています。
奈良時代の初め、修験道の開祖役小角は修業のため信州に入り、小黒川をさかのぼって駒ヶ岳を目指しました。途中、内の萱で村人たちに温かくもてなされた役小角は、お礼として蕎麦の実を置いていきました。
村人たちはこのそばを大切に育て、信州全体に広めたのです。
江戸時代の初め、高遠の殿様はことのほかそばが好きで「辛つゆ(大根おろしの汁に焼味噌を入れたつゆ)」で食べる内の萱の「行者そば」が大好物でした。それを聞いた近郷近在の人々は行者そばを食べようと内の萱におしかけ、大変な評判になってしまいました。
人々の求めに応じ切れなくなった内の萱では「西駒登山を修める者以外行者そばを食べることはできない」とし、以後、行者そばは秘伝の味となりましたが、今ではいつでも内の萱で、また毎年 10月下旬に開かれる「行者そばまつり」で味わうことができます。
信州そば発祥の地・伊那市には手打ちそばのおいしい店が多く、各店に「辛つゆそば」「十割そば」があります。
一般社団法人 伊那市観光協会
そんな『行者そば』の名店の味を、ご自宅でも楽しめるのはとても贅沢ですよね。
早速、【梅庵】さんのお取り寄せをご紹介していきますね。
お取り寄せ方法
【梅庵】さんの【ホームページ】より、宅配のご注文タブをクリックして、お蕎麦のご注文フォームに必要事項を入力して、お取り寄せを注文してくださいね。
お取り寄せメニュー
・手打ち生蕎麦 1人前 650円 (つゆつき)
*ご注文は4人前からとなります。
*配送料800円 クール/時間指定可
*代金引換
今回のお取り寄せ
今回【梅庵】さんからは、『手打ち生蕎麦』をお願いさせて頂きました。
さて、注文をして数日、
段ボールに詰められてクール便で無事に受け取ることが出来ました。
いつもの様に、わくわくしながら、早速開封していくと、
『蕎麦の茹で方と取扱いについて』の下に、
『行者そば』の生蕎麦と、おつゆ、そして、お店でいただくのとおなじ味を自宅でも楽しめるようにと、辛味大根にお塩と味噌もつけていただいています。
今回が私にとっての初めていただく『行者そば』なのでとても楽しみです。
早速、
『蕎麦の茹で方と取扱いについて』に沿って、美味しい『行者そば』 の準備を進めていきましょう!
早速、準備開始!
1.蕎麦を茹でるときに大切なことは、すべての準備を事前に整えることと、すべての工程をすばやく進めていくことですよね。
事前に下記を準備しましょう。
・ご家庭にある出来るだけ大きなお鍋
・菜箸
・タイマー
・すくい網
・そばを冷やすために水と凍りを張ったボール
また、おつゆや薬味も事前にテーブルにセットしておくようにしましょう。
蕎麦はのびますので、茹でる前には、薬味・つゆ等を用意し、食べる人にも座ってもらって茹で始めましょう。
行者そば 梅庵 『蕎麦の茹で方と取扱いについて』
2. たっぷりの水を張った大き目の鍋でお湯を強火でしっかりとぐつぐつと沸騰させます。
3.手打ちの十割蕎麦はとても切れやすく、手荒に扱うと短い蕎麦になってしまうので、軽くそっと持ち、お沸騰したお湯の中に入れます。この時、5~8ℓの鍋で茹でる場合も、2~3人前(一人前150g)が限度ですので、ご自宅の場合は一人前づつを、たっぷりのお湯で茹でていくことをおすすめします。
4.沸騰したお湯に蕎麦をいれてから、再沸騰後、2分15秒茹でていきます。この時、強火を維持し、再沸騰までの時間を出来るだけ短くすることが、美味しく茹でるコツです。(吹きこぼれそうになった時は、さし水や火加減を調整します)
*10秒~20秒置いて、箸で軽くゆっくりとほぐす際、絶対にかき回すようにはせず、鍋の底からふわっと全体を持ち上げるように、お蕎麦を大切に扱ってくださいね。
5.茹で上がったら、揚げざるで、事前に水を張っておいたボウルに入れます。
6.流水で優しく洗い(この時、揉んだりはせずに、ボウルの水を回すくらいの力加減で優しく洗うことで蕎麦が切れるのを防げます)、優しく水を切ります。
7.最後に、お好みの器に盛って、美味しいお蕎麦を手繰る準備は完了です!
では早速、名店の『行者そば』を手繰りましょう!
とても綺麗な粗びきの蕎麦粉で、平打ちされている十割蕎麦を、まずはそのまま一口いただき、蕎麦の香り深さを味わったら、
お塩をちょんとつけて、更に蕎麦の味を引き立たせます。
いやぁ、美味しい!お蕎麦本来の味を存分に楽しめます。
お塩だけでも、ぺろりと一枚楽しめてしまいそうでしたが、
折角なので辛味大根を入れたおつゆと絡めて、おろしそばとしても楽しみます。
大根おろしのつーんと鼻に抜ける風味は、蕎麦の味わいを消すことなく、むしろ深い蕎麦の香りを引き立ててくれます。
重ね重ねですが、本当に美味しく、あっという間に一枚手繰り終えてしまいました。
本当は、ここに更に、焼き味噌も溶いていただこうとも思っていましたが、お蕎麦本来の味を楽しんでいると、すっかり薬味を追加することを忘れてしまっていました。
焼き味噌はまだ残してあるので、他の楽しみ方で味わせていただこうと思います。
最後は、
辛味大根も入ったそばつゆを、蕎麦湯でホッと一息つき『ごちそうさまでした』。
大変に美味しかったです。
終わりに
今回は長野県の伊那市にお店を構える【梅庵】さんから、『行者そば』を生蕎麦でお取り寄せさせて頂きました。
『蕎麦の茹で方と取扱いについて』も同封していただいていることもあり、本当に美味しいお蕎麦をお家で楽しむことが出来ました。是非気になった方は【梅庵】さんの【ホームページ】へアクセスし、お取り寄せをお願いされてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、やはりお店で頂くのが一番ですよね。
一日も早くお店で蕎麦屋酒も楽しみながら、美味しいお蕎麦を頂けるようにと、今はお取り寄せやテイクアウトで応援していきたいと思います。
次回からも全国のお蕎麦の名店のお取り寄せをご紹介していきますね。
お楽しみに!
Vol.1『手打ち蕎麦naru』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.2『手打ち蕎麦 彩春-つくし-』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.3『庄司屋』さんのお取り寄せは【こちら】
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Vol.8『ときそば』さんのお取り寄せは【こちら】
Vol.9『みづ乃』さんのお取り寄せは【こちら】
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