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二日酔いにも効く!富士そばの【肉骨茶(バクテー)そば】を手繰る!
【元祖 肉骨茶そば】
皆さん、『名代 富士そば』さんの【肉骨茶そば】は手繰られたことはございますでしょうか?
『肉骨茶そば』とは、2019年12月に突如として販売が開始された、シンガポールのソウルフードである『肉骨茶(バクテー)』を、【名代富士そば】さん流にアレンジされた、SNSを中心に大反響生んだ話題の新メニューでした。
シンガポールに縁のある私【蕎麦屋de上機嫌】にとって『肉骨茶』は飲み会の後の〆、または二日酔いの朝に食べたい、とても思い入れの深いシンガポールのソウルフードであり、まさかの【富士そば】さんのコラボ!に喜々として販売当初から美味しく手繰らさせていただいておりました。
また、あまりに美味しかったので、【蕎麦屋de上機嫌】ブログでも、おうちde再現レシピにも挑戦していましたので、ご興味あるかたは、是非参考にされてみてくださいね。
そんな【富士そば】さんの【肉骨茶そば】ですが、冬季限定での販売であったこともあり、惜しまれながらも冬が終わるとともに、街から姿を消していました。
【冷やし肉骨茶そば】
しかし、2020年の夏にはなんと、【冷やし肉骨茶そば】として再度華麗なるカムバックを果たされました!
暑い夏に、手軽にさっと手繰れる【冷し肉骨茶そば】もとても美味しく手繰らせていただいていたのですが、やはり【肉骨茶】の胡椒とニンニクのガツンとしたパンチは、温かい汁の方がより楽しめると感じていたので、先述のおうちde肉骨茶そばを楽しみつつ、【元祖 肉骨茶そば】の復活を首を長くして待っていたところ、、、
なんと、12月に【肉骨茶そば】が復活との嬉しいニュースを聞きつけ、早速、手繰りに行ってきました!
また、ポスターには日本xシンガポール外交関係樹立55周年記念 第一弾とあることから、今後さらにシンガポールと関連した新メニューが登場するのでは!?と、とても楽しみにしています!
ところで、そもそも【肉骨茶(バクテー)】とは?
【肉骨茶(バクテー)】には大きく分けて、胡椒とニンニクがガツンと効いたさらりとしたスープが特徴の「シンガポール肉骨茶」と、ドロッとした濃い目味付けが特徴の「マレーシア肉骨茶」とに分けられます。
【名代富士そば】さんの『肉骨茶そば』のベースとなっているのは「シンガポール肉骨茶」の方ですね。
超有名YoutuberのMark Wineさんもシンガポールで楽しまれていましたね!
『肉骨茶』とは、「肉」・「骨」・「茶」の読んで字のごとく、骨付きのお肉を、たっぷりのにんにくとしっかりとコショウを効かせたスープで煮込む、シンガポールを代表するソウルフードです。
かつては労働階級の方々が、精肉後のあまった骨付き肉を使うことで、コストを抑えつつ、労働に出る前の力と栄養をつけるために朝食に楽しまれていた薬膳的な料理です。
今では、朝食だけではなく、昼食、夜ご飯、はたまた深夜の呑んだ後の〆としても広くシンガポールの国民に愛されています。
パンチの効いたスープを、ご飯にぶっかけて流し込むのが、一般的な食べ方です。
現地では、自宅でも簡単に楽しめるように、スープの素もスーパー等で手軽に購入できますし、日本でもAmazonで手軽に購入することもできるので、おうちで楽しむことが出来るのも嬉しいですね!
是非、皆さんもご自宅で本格的な肉骨茶を楽しまれてみてはいかがでしょうか?
では早速、【肉骨茶そば】を手繰りに行きましょう!
早速、【肉骨茶そば】を手繰りに【富士そば】さんにお邪魔させていただきました。
入り口にも【肉骨茶そば】の大きなポスターが張られていることから、【富士そば】さんの【肉骨茶そば】推しに、気合が感じられ、わくわくが止まりません。
では、ポスターにも書かれている、『二日酔いが吹っ飛ぶ!?』『にんにくx胡椒のダブルパンチ!』を楽しませていただくべく、早速店内へ!
店内に入り、券売機に目を向けると、、、
なんと、黄金スペースと呼ばれる券売機の『左上』に【肉骨茶そば】がドーンと鎮座されていることで、【富士そば】さんの【肉骨茶そば】にかける熱い想いを感じられますよね。
早速、お金を入れて、ボタンをプッシュ。
店員さんに食券を手渡し、しばらく待っていると、ガツンとしたニンニクの香りとともに、待ちに待った【肉骨茶そば】と約一年ぶりのご対麺です!
シンガポール肉骨茶の特徴である、澄んだスープに、豚肉、そして大量のフライドガーリックが振りかけられていて、香りだけではなく、なんとも食欲を誘うビジュアルですよね。
いつも手繰っている【肉富士そば】に乗っている、見慣れた豚肉も、普段の濃い色のお汁とは違い、新しい表情を見せてくれています。
さてさて、お蕎麦をしっかりと肉骨茶スープに絡ませ、フライドガーリックとともに一気に手繰ります。
美味い!
約一年ぶりのご対麺ですが、しっかりと効いた胡椒と、強いニンニクの香りが、口の中一杯に広がります。
ここまでのパンチは、【冷し肉骨茶そば】では感じられなかったので、やはり【肉骨茶】は温かいスープにかぎるなぁと、改めてしみじみと味を噛みしめながら、お蕎麦を手繰るお箸が止まりません。
途中で少し卓上のコショーを、
追って振りかけることによって、更に強い胡椒のパンチを楽しめます。
【肉骨茶】のスープも大変に美味しく、最後の一滴まで余すことなく楽しませていただきました。
『ごちそうさまでした!』
名代富士そばの【肉骨茶そば】を手繰り終えて
【名代 富士そば】さんの『肉骨茶』のスープは、シンガポール現地の味をとてもよく再現されていて、本当に美味しかったです。
飲んだ後の〆にも、そして二日酔いの朝にも、楽しんでいただきたい、流石の逸品でした。
今後も、【名代 富士そば】さんの新しいメニューを楽しみにしています!
蕎麦屋de上機嫌