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【名代富士そば】の人気メニュー『肉骨茶そば』を自宅で楽しむ!
皆さまは『肉骨茶そば』をご存じでしょうか?
『肉骨茶そば』とは、2019年12月に突如として販売が開始された、シンガポールのソウルフードである『肉骨茶(バクテー)』を、【ひかくてきファンです!】でも紹介された【名代富士そば】さん流にアレンジされた新メニューです。
SNS界隈でも大変に盛り上がりを見せた話題のメニューの為、見聞き、食したことがある方も多いとは思いますが、今回は、私も大好きな噂の『肉骨茶そば』を、シンガポールの本場の『肉骨茶』のレシピで再現していきたいと思います!
また、なんと2020年7月の販売に向けて『冷たい肉骨茶そば』の開発も決まったとのことです!
冷たい肉骨茶そばの開発が決定しました!
— 富士そば(基本発信のみの一方通行) (@fujisobar) June 8, 2020
試食会では満場一致で開発賛成でした♪
7月の販売を目指して微調整を致します。ダイタンキッチンの皆様、ご協力ありがとうございました!
写真は味噌ラーメンではありません。
お肉も冷たい氷結バクテーそばです(^^)♪
custom bakkutteh ♪ https://t.co/UGFGwzEWlH pic.twitter.com/pOIu3tGz8r
こちらの、お肉も冷たい氷結バクテーそばなる新メニューも今からとても楽しみですね。
と、話題に事欠けることの無い『肉骨茶そば』を自宅で楽しむ前に、そもそも『肉骨茶』とはどんな食べ物なのか、はたまた、なぜ【名代富士そば】さんは『肉骨茶そば』なるメニューを開発されたのかの背景を、簡単にご紹介させて頂きます。
シンガポールのソウルフード『肉骨茶』とは?
そもそも、『肉骨茶(バクテー)』には大きく分けて、胡椒とニンニクがガツンと効いたさらりとしたスープが特徴の「シンガポール肉骨茶」と、ドロッとした濃い目味付けが特徴の「マレーシア肉骨茶」とに分けられますが、ここでは、【名代富士そば】さんの『肉骨茶そば』のベースとなっている、「シンガポール肉骨茶」をご紹介していきます。
『肉骨茶』とは、「肉」・「骨」・「茶」の読んで字のごとく、骨付きのお肉を、たっぷりのにんにくとしっかりとコショウを効かせたスープで煮込む、シンガポールを代表するソウルフードです。
かつては労働階級の方々が、精肉後のあまった骨付き肉を使うことで、コストを抑えつつ、労働に出る前の力と栄養をつけるために朝食に楽しまれていた薬膳的な料理です。
今では、朝食だけではなく、昼食、夜ご飯、はたまた深夜の呑んだ後の〆としても広くシンガポールの国民に愛されています。
パンチの効いたスープを、ご飯にぶっかけて流し込むのが、一般的な食べ方です。
現地では、自宅でも簡単に楽しめるように、スープの素もスーパー等で手軽に購入できますし、日本でもAmazonで手軽に購入することもできますね。
*画像クリックでAmazonのページに遷移
名代富士そばの『肉骨茶そば』
そうしたシンガポールの『肉骨茶』の名前を冠した新メニュー『肉骨茶そば』が2019年12月に突如として【名代富士そば】より発表されて、たちまちSNSで大反響を巻き起こしました。
元々は【名代富士そば】の海外駐在員の方が、シンガポールで二日酔いになってしまった朝に、二日酔い解消の為に食べるという、ルーティーンフードとして身体に染みついたシンガポール式の『肉骨茶』の味と文化を日本にも持ち帰りたいとの思いから開発が始められたメニューとの事です。
たっぷりのバラ肉にフライドガーリックがのった、インパクトあるポスターが目を引きますよね。
ポスターを見かけてすぐ、実際に店舗で手繰らせて頂きましたが、そばつゆは一切使用していないという、にんにくとコショウがガツンと効いたスープは、シンガポール現地のテイストが本当に良く再現されていて、驚いたことを覚えています。
正に飲んだ後の〆や二日酔いの朝に食べたくなる『肉骨茶』そのものの本当に美味しい一杯で、以来、飲み会の度に何度もお世話になっています。
まだ【名代富士そば】の『肉骨茶そば』を手繰ったことがないという方は、2020年6月1日現在、下記の店舗ではまだ提供されているとの事なので、是非足を運んでみてくださいね。
上野広小路店、神田店、秋葉原電気街店、神楽坂店、市ヶ谷店、荻窪店、国立南口店、品川店、明治通り店、池袋東口店、武蔵小山店、自由が丘店、下北沢店、上板橋店、志木店、大宮東口店、柏店、船橋店、藤沢店
*販売店舗は予告なく、変更される場合があるとのことなので、最新の情報は【名代富士そば】さんのホームページ【 https://fujisoba.co.jp/news/entry/entry001466.html 】よりご確認下さいね。
ちなみに、蕎麦をうどんに代えても、これまたスープが良く絡み、とても美味しく、おススメですよ。
自宅で本格『肉骨茶そば』を作る!
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな【名代富士そば】さんの『肉骨茶そば』を、自宅で、シンガポール現地の本格的な『肉骨茶』のレシピで再現していきたいと思います!
材料
・豚スペアリブ お好み量
・にんにく たっぷり
・白胡椒 50-100g
・塩 少々
・粗びき胡椒 お好みで
・ネギ お好みで
本格『肉骨茶』レシピ
では、早速自宅で楽しむ本格『肉骨茶そば』を作っていきたいと思います。
1. あくを抜くために、豚スペアリブをさっと湯通ししておきます。
2. 湯通しした豚スペアリブは一旦お皿にあげておきます。
3. 皮付きのままニンニクを包丁で潰し、香りがよく出るように、焦げ目が少しつくくらいまで炒っていきます。
5. 炒ったニンニクはお湯の中にいれておきます。
6. 白胡椒も香りが立つように、軽く炒っておきます。
7. 先に茹でておいた豚スペアリブと白胡椒もお湯の中に入れます。
(本当は袋に入れて塩胡椒は煮詰めていけたらいいのですが、丁度手元になく、今回はそのまま鍋に入れています)
8. 塩少々をいれ、あとは1時間半から2時間ほどしっかりと煮込んでいきます。
9. 30分ほど煮込んだ途中経過です。スープのコクが出始めていますね。
*ここから更に煮込み続けていき、濃厚なスープを作っていきます。
10. 2時間ほど煮込んだ『肉骨茶』がこちらです。旨味がスープにしっかりと出ていて、豚スペアリブもほろっほろになっています。
(味をみて、胡椒のパンチが足りない場合は、粗びき胡椒を振って調整してくださいね)
11.このまま『肉骨茶』として食べても勿論美味しいのですが、今回は【名代富士そば】さんの『肉骨茶そば』の再現ですので、お好みのお蕎麦を茹でていきましょう。
(今回は冷凍蕎麦を使います)
12. 茹で上がったお蕎麦に『肉骨茶』を盛り付けて、ネギと粗びき胡椒を振りかければ、『肉骨茶そば』を美味しく手繰る準備は完了です!
自宅で手繰る『肉骨茶そば』のお味は!?
お箸で摘まんだだけでも実が崩れてしまいそうなくらいホロホロに煮込まれた骨付きの豚スペアリブのビジュアルと、スープから薫ってくる胡椒とニンニクのガツンとした匂いがなんとも食欲を誘います。
濃厚な、そばにとても良くからむ『肉骨茶』のスープは、不要な味付けは一切していないにも関わらず、ガツンとくる深い味わいが楽しめ、ついつい蕎麦を手繰る箸を進めさせます。
肉厚でとってもジューシーな豚スペアリブは、一口噛むと骨が自然にはがれていくほどに、ほろほろに良く煮込まれていて、
また、軟骨もとっても柔らかく煮込まれているので、こりこりとした食感とともに楽しめます。
あぁ、美味い!
合間合間には、ほくほくに煮込まれたニンニクも楽しみながら、スープも余すことなく飲み干し、 あっという間に美味しく手繰り終えてしまいました!
重ね重ねですが、ガツンとくるスープとお蕎麦が本当に良くマッチして、かなり美味いです!
おススメです。
是非、ご自宅で本格『肉骨茶そば』を楽しまれてくださいね!
今回は【名代富士そば】さんの『肉骨茶そば』をシンガポールの本場の『肉骨茶』のレシピで、コストと手間を度外視にして再現してみました。
煮込む時間はかかりますが、作り方はとても簡単なので、是非、みなさまもご自宅で本格『肉骨茶』を楽しまれてみては如何でしょうか。
ちなみに、『肉骨茶』のスープの素を使えば、時間も短縮して、濃厚なスープを手軽に楽しめますね。
なんにせよ、【名代富士そば】さんの『肉骨茶そば』のスープは、シンガポール現地の味をとてもよく再現されていて、本当に美味しいので、お店でも是非、飲んだ後の〆に、そして二日酔いの朝に楽しまれてくださいね!
また、『冷たい肉骨茶そば』の販売も、夏をこれから迎える今からとても楽しみですね!
【蕎麦屋de上機嫌ブログ】では、今後も美味しいお蕎麦レシピを紹介していきたいと思っています。
お楽しみに!
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蕎麦屋de上機嫌