カウンターの目の前で揚げられる天婦羅のコースに舌鼓を打つ
本日は神田に来ています。
とある週末の夜にいつものように友人との美味しいお蕎麦屋さんでの一杯を求め、淡路町駅より徒歩3分ほどの【ます川】さんに、事前に天婦羅コースを予約させて頂いたうえでお邪魔させて頂きました。
予約時間丁度に暖簾をくぐり店内へ。
厨房を目の前に料理を楽しめる、オープンカウンターの一番奥の席に案内して頂きます。
目の前で揚げていただける、揚げたての天婦羅を肴に一杯とは、今夜はとても贅沢な蕎麦屋酒を楽しめそうです。
さて、早速まずはビールで軽く喉をうるおしつつ、『八寸』で出迎えて頂きます。
上品に並べられた一品一品の料理がとても色とりどりで綺麗ですね。
女将さんからご丁寧に一品一品の説明を受けながら上品な味付けを楽しんでいると、あっという間に一杯目のビールのグラスが早々に空になってしまいましたので、次は料理に日本酒を合わせたいなと思い、
三重の清水清三郎商店さんの【作 IMPRESSION】を、
日本酒の香りをふわっと楽しめるようにと、口の広がるグラスで頂きます。
さて、『八寸』を満喫させていただいた後に、揚げたての天婦羅のコースの前に、まずは『舞茸と蕎麦がきの碗物』を出して頂きます。
優しいお出汁の味に癒されていると、
天婦羅の一品目にと、サクッと揚げられた衣が薄めの『車海老』を、
お塩で味わい、
続いてはさらにもう一尾、先ほどに比べ少し厚め衣で揚げられた車海老の天婦羅を、今回は天つゆでお楽しみくださいと、二種類の車海老の天婦羅を楽しませていただきます。
目の前で揚げたてを頂けるからこその、二種類の揚げ方の違いが楽しめますね。
続いては、ホクホクのお茄子に、
中はまだレアの状態に揚げられた鰆と続きます。
日本酒のグラスが進まぬわけもなく、二杯目には春の訪れを告げる、群馬の龍神酒造さんの【尾瀬の雪どけ 桃色にごり】を頂きます。
その後も一手間加えられた、上品な天婦羅のコースが続き、
青海苔の天婦羅は磯の香りが口一杯に広がる逸品で、
たまらず、熱燗をあわせさせていただきます。
最後の一品は、鱗のサクサク感が楽しい、甘鯛の天婦羅の餡掛けを、
お蕎麦の前に最後の一杯にと、山形の冨士酒造さんの【森のくまさん】とあわせて楽しませて頂き、コースの最後は勿論、
お蕎麦をいただきます。
田舎そばと、十割せいろそばの二種盛りです。
とても綺麗に細めに切られたせいろはコシがしっかりとしており喉越しを楽しめ、少しだけ太めに切られた田舎は噛むほどに鼻にすっと抜ける蕎麦の香りをとても楽しめます。
いずれのお蕎麦もとても美味しく、あっという間に手繰り終え、蕎麦湯でホッと一息つきお会計。
私たちが帰る頃には、カウンター席は全て埋まっていて、皆さまとても楽しそうに天婦羅とお蕎麦を召し上がられており、とてもゆったりとした時間が流れています。
女将さんがとてもご丁寧にご説明頂きながら一品一品出していただく際に、会話も楽しませていただき、一手間加えられた天ぷらのコースをゆったりと頂き、最後には美味しいお蕎麦をいただけ、とても贅沢な時間に今夜も大変に上機嫌。
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夜総合点★★★☆☆ 3.7