【大黒屋】大通りの喧騒から外れた浅草の路地裏の名店で蕎麦屋酒を楽しむ!【浅草 蕎麦】

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大黒屋の外観

本日は浅草に来ています。

浅草には数多くのお蕎麦の名店がありますが、友人との美味しい蕎麦屋酒を楽しもうと、今夜は浅草駅より徒歩12分程の大黒屋さんに、事前に予約のうえお邪魔させていただきました。

浅草の大通りの喧騒から少し外れた裏通りを歩いていくと、風情あふれる 正に「路地裏の名店」といった 外観に迎えられます。

浅草で40年以上の歴史あるお蕎麦屋さんのその趣き溢れた佇まいにまずは感動を覚えます。

引き戸を開けて、暖簾をくぐり早速入店。

左手に2人掛けのテーブル席が2つ、右手には小上がりの掘りごたつのテーブル席が4つほどで、計20席ほどの、外観同様に大変に趣あり、ゆったりと時間が流れており、歴史をひしひしと感じれる店内です。

私たちは小上がりの座敷のテーブルに通していただき、まずはいつもの様にビールをお願いさせて頂きます。

エビスビール

エビスの大ビンをグラスに注ぎ入れ、一口ビールで喉を潤しつつ、今夜の蕎麦屋酒のお供を求め、お品書きを眺めます。

大黒屋の扇子のメニュー

扇子に手書きで書かれたお品書きがなんとも洒落ていますよね。

派手さは決してなく、そして飾らなシンプルなお品書きの中から、

大黒屋の板わさ

厚めに切られ、一つ一つの飾り切りがとても良いあじを出していて、弾力がとても楽しめる、上質な蒲鉾であることが一口で分かる「板わさ」と、

大黒屋の焼き味噌

蕎麦の実がたっぷりと入った、鼻から抜ける香ばしさがとても楽しめる「そばやきみそ」頂きます。

ちびちびと摘まんで楽しんでいると、ビールの瓶も早々に空き、日本酒へシフト。

大黒屋さんでは、日本酒の品揃えもとても豊富で、「冷蔵後から好きなの選んでいいよ」との女将さんのお言葉に、

栃木の飯沼銘醸の姿

冷蔵庫の中からまずは、栃木の飯沼銘醸さんの【姿】を選ばさせて頂きます。

南部鉄器の酒器

日本酒は南部鉄器の急須に入れられて出していただきます。

こういう一つ一つの酒器を楽しませて頂けるのも、お蕎麦屋さんで頂く蕎麦屋酒の楽しみの一つですよね。

さて、日本酒も出していただいたことなので、酒の肴も追加でお願いさせて頂きます。

たたみいわし

パリパリとした食感と軽く炙られた香ばしさが日本酒を誘う「たたみいわし」と、

焼き海苔

焙炉に入れられて出していただけるので、最後までパリッとした食感を楽しめる「やきのり」に、日本酒の杯もついつい進み、

福島の喜多の華酒造場のすっきりとした味わいを楽しめる金澤屋

福島の喜多の華酒造場さんのすっきりとした味わいを楽しめる【金澤屋】と、

福島の国権酒造のてふ

福島の国権酒造さんの【てふ】、

福井の黒龍酒造の九頭龍

福井の黒龍酒造さんの【九頭龍】、

長野の大澤酒造の明鏡止水

そして、長野の大澤酒造さんの【明鏡止水】を順番にお代わりさせて頂きます。

流石にこれだけの日本酒を頂いていると、先に頼んでいる酒の肴だけではたりなくなり、

大黒屋の月見いも

まるでメレンゲの様にふわふわな「月見いも」に、

大黒屋のそばがき

シンプルに蕎麦の香りを楽しめる、むっちりとした食感も秀逸な、「そばがき」も追加でお願いさせて頂きます。

自家製の出汁醤油と一緒に頂くと、ふわっと香ってくる蕎麦の香りと、口いっぱいの濃厚な蕎麦の旨味で、日本酒の杯が進まぬわけもなく、日本酒のお代わりを重ねていると、

富士山のお猪口

女将さんよりなんとも縁起の良い、富士山を模した洒落たお猪口を出していただきました。

こういうさりげない遊び心と、気遣いが嬉しいですね。

大黒屋の山菜の天婦羅

追加でお願いしていた、「山菜の天ぷら」を頂いていると、普段は二人前での予約でしかやっていないというそば寿司を、「他のお客様さんの分の端が余ったから食べる?」と、ご好意でご主人が出していただきました。

そば寿司

切れ端ではありますが、シャリの代わりに酢で締めた更科蕎麦を使い、干瓢や椎茸、酢蓮、海老のおぼろなどとともに海苔で巻かれた「そば寿司」を楽しませて二人前より承ります。

こういう心遣いが本当に嬉しいですね。

さて、蕎麦前を存分に満喫させていただいた、そろそろのタイミングでと最後のお蕎麦をお願いさせて頂きます。

大黒屋の蕎麦

朱色の角せいろの枠が色鮮やかでとても目を惹きますね。

農家から仕入れた在来種の玄蕎麦を店主自らが石臼で挽きし、その旨みと風味を最大限に引き出した十割蕎麦です。

大黒屋の蕎麦

端正に切られた、細切りのシャープな角立つ綺麗なお蕎麦ですね。

写真からもとても瑞々しいのが伝わりますでしょうか?

一口手繰ると、口の中に蕎麦の香りが一杯に広がります。

美味い。

あっという間に手繰り終え、最後は蕎麦湯でほっと一息ついてお会計し、お店を後にします。

大黒屋さんは、基本はご主人と女将さんの2人でお店を切り盛りされていて、夜18:00~22:00までを予約を中心に営業されているのと、お蕎麦が無くなり次第営業終了との事です。

また、一日で打つお蕎麦の数は決めているとの事で、基本的には前日までの予約が必要とのこと。

私たちが蕎麦屋酒を楽しんでいる最中も、ひっきりなしにお客さんはいらっしゃっていましたが、残念ながら美味しい蕎麦前とお蕎麦は次回にお預けとなっていました。

ご予約はお忘れなく。

ご主人をはじめ、女将さんや店員の皆様が本当にほんわかと親切で、楽しく、そしてほっこりとした、とても良い蕎麦屋酒の時間を過ごせて頂き、今夜も大変に上機嫌。

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蕎亭 大黒屋@浅草 そばやきみそ、板わさ、たたみいわし、焼き海苔、月見いも(ふっわふわ!)や、そばがき(とても香り高い!)を頂きながら一杯。お酒は冷蔵庫から店主さんのオススメを色々と聞きながら選んだ、九頭龍、てふ、姿、明鏡止水や金澤屋を頂く。最後は香り高いお蕎麦を頂き〆。お店のお母さん、お父さん、皆さんが本当にほんわかと親切で、楽しく、そしてほっこりとしながら、とても良い時間を過ごせた蕎麦屋酒に今夜も上機嫌。 #蕎麦 #食べ歩き #飲み歩き #japanesefood #浅草 #foodie #foodlover #travel #japan #traveljapan #sobalover #インスタフード #soba #instafood #日本酒 #sake #ビール #昼飲み #上機嫌 #ごちそうさまでした #食べスタグラム #東京グルメ #天ぷら #飯テロ #インスタグルメアワード2019 #グルメ好きな人と繋がりたい

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蕎亭 大黒屋そば(蕎麦) / 浅草駅(つくばEXP)浅草駅(東武・都営・メトロ)

夜総合点★★★★ 4.0

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ABOUT US

幼少期と学生時代、そして仕事でシンガポール、インド、ミャンマーと渡り歩いた末に帰国。お蕎麦屋さんでいただく“一杯”の魅力に取りつかれ、現在は全国のお蕎麦屋さん巡りをライフワークにするアラサー蕎麦屋酒ニスタ。 普段はIT系上場企業にて、シリコンバレー発のFinTechソリューションの国内外の事業立ち上げに従事する傍ら、日々、蕎麦屋酒の魅力をSNSを通じて発信中。