本日は三鷹に来ています。
とある日曜日のお昼に、いつもの様にお蕎麦屋さんで一杯楽しみたいなと思い、三鷹駅より徒歩約7分程の【三休】さんにお邪魔させていただきました。
月曜日、火曜日、水曜日と平日の三日間がお休みのため、店名が【三休】さんです。
開店時間の11時にお伺いしたところ、中の明かりは薄くついているものの、暖簾がかかっておらず、お休みが変わってしまったのかな?と、思いましたが、どうしても今日は【三休】さんで蕎麦前をと決めていたため、少し周辺をぶらぶらしながら、10分間隔くらいで様子を伺いに行っていたところ、11時半に暖簾が掛けられました。
あぁ、良かった。
きっと営業時間の変更があったのでしょう。
早速、暖簾をくぐりますと、カウンターの一番端の席に案内して頂きました。
まだお客さんは私一人で、ゆったりと蕎麦屋酒を楽しめそうです。
まずは飲み物と酒の肴メニューを眺めながらまずは女将さんに、
一杯目の「サッポロの黒ラベル」を小グラスでお願いさせて頂きます。
一口ビールで喉を潤しながら待っていると、先に注文しておいた、
添えられた伊豆・修繕寺のわさび漬けだけでも立派な酒の肴として杯を進めさせてくれる、
ぷりぷりの「板わさ」と、
味噌の上にまぶされた蕎麦の実は一度素揚げされているとのことで、
さっくさくの食感が楽しめる「焼き味噌」をつまみつつ、ビールのグラスを傾けていると、あっという間にグラスも空になったところで、
好みのラインナップが並ぶ日本酒のメニューの中から、
様々な審査会でも入賞を果たされている、若い杜氏さんが作られている、新潟の加茂錦酒造さんの【賀茂錦 荷札酒】をお願いさせて頂きました。
日本酒に合わせるべく、酒の肴も追加で、
「鴨つくね」をお願いしました。
鴨肉のジューシーさを楽しめるつくねを、 弾力のある黄身につけて、
たっぷりと絡めて一口いただくと、甘辛いタレととてもよく合って、口の中で旨味が広がります。
日本酒にもとても良く合い、ついついグラスに口を近づける回数も多くなり、
山形の渡會本店さんの【和田来】をお代わりさせて頂きます。
香りがよくしっかりとした旨味をもったにお酒に合わせたく、もう一品、
最後のおつまみには「白子の天ぷら」を楽しませて頂くことにしました。
お塩を少しつけて頂くと、外はさくっと、そして中はふんわりとろっとしており大変に美味い。
日本酒が進まぬわけもなく、これに合わせるは、新潟の久須美酒造さんの【清泉】を燗でいただくことにしました。
まだ少し寒さの残る中で、お蕎麦屋さんで熱燗をクイッとやるのは堪らないですね。
さて、少しゆっくりと蕎麦屋酒の時間を楽しませていただいたので、そろそろの頃合いかなとお蕎麦を最後にお願いすることにします。
お蕎麦のメニューから、 本日は、季節のお蕎麦の「つけ鴨そば」を注文します。
暫く待っているとお盆に乗せられて、
切りも丁寧で、喉越しがとても良さそうな二八のお蕎麦と、
鴨肉の旨味が良く出て良そうなつけ汁を出していただきました。
肉の旨味を噛み締めながら楽しむことのできる、しっかりとした肉厚の鴨肉がたっぷりと入ったつけ汁に、
二八のお蕎麦をしっかりと絡めて、一口手繰ります。
美味い!
濃厚なつけ汁に鴨肉からしっかりと染み出た旨味が、口の中一杯に広がります。
途中で山椒を少し振りかけて味に変化を加えつついただいていると、あっという間に手繰り終えてしまいました。
最後には蕎麦湯でつけ汁を割って、ほっと一息つき、お会計。
女将さんのとても丁寧な接客にも感謝しつつ、ゆったりとした蕎麦屋酒の時間を過ごせて頂き、本日もお昼間より大変に上機嫌。
昼総合点★★★☆☆ 3.8