本日は阿佐ヶ谷です。
とある週末のお昼に、いつもの様に美味しい蕎麦前を求めて、阿佐ヶ谷駅から徒歩11分ほどの【薫屋】さんへお邪魔させて頂きました。
外観がレンガ調で趣きが有りますね。
さて、早速暖簾をくぐり入店します。
店内は、カウンター5席の、テーブル15席の計20席ほどの広さです。
お昼のピークの時間が過ぎたからか、店内に他にお客さんはおらず、ゆったりとした時間が過ごせそうです。
私は入り口から一番近くのテーブル席に案内頂き、腰を落ち着けメニューを眺めて、
まずは琥珀エビスの生をグラスで頂きます。
お通しをつまみながら、ビールで喉を潤しつつ、本日のお酒のお供をメニューから吟味します。
一品目は蕎麦の実がこれでもか!とぎっしりと詰められた蕎麦味噌を頂きます。
一口ちびりとやると、蕎麦の実の食感を存分に味わえ、大変に美味。
これには是非、ビールを早々に空けて、日本酒を合わせたいところ。
続く酒の肴には、メニューにも色々と心惹かれる品々が並びますが、黒板に書かれている「季節限定天ぷら」に心を誘われ、
一際心を掴まれた、むかごの天ぷらをお願いする事にします。
ホクホクに揚げられたむかごはとても、酒の肴に丁度良いですね。
堪らず、日本酒をお願いする事にします。
一杯目の日本酒は山梨の【春鶯囀】 をお願いします。
グラスに 並々と注いで頂き、グラスに口でお迎えする瞬間が堪らないですよね。
揚たてでサクサクの食感と苦みが日本酒を誘う、春菊の天婦羅や、
舞茸の天婦羅を頂きながら、日本酒のグラスを傾けます。
至福の時ですね。
日本酒のお代わりには青森の【安東水軍】を頂きつつ、蕎麦前を楽しませて頂いたところで、お蕎麦をお願いします。
残りの日本酒をグラスを傾けながらしばらく待っていると、生粉打ちのせいろが届けられます。
そば粉は北海道産の石挽きそば粉を使われているというお蕎麦は、切りむらも無く、とても綺麗に切られていて、一口手繰ると蕎麦の香りと、 しっかりとコシがあり、のど越しも存分に楽しませて頂けます。
おつゆに少しつけて手繰っていると、あっという間に完食です。
最後は蕎麦湯でホッと一息つきお会計。
その後もお客さんもそれほど入って来なかったことも有、とても静かに、落ち着いた店内でまったりとした蕎麦屋酒を楽しませて頂き、本日もお昼間から上機嫌。
昼総合点★★★★☆ 4.0